前職での経験と、シンプレクスに入社を決めた理由を教えてください。
前職は幅広い業界に対してサービスを提供している独立系システムインテグレーターでした。
私は大手銀行向けの勘定系のシステム開発を行うプロジェクトのチームリーダーとして、調査からシステム開発、保守までを担当していました。
前職はプライム案件がほぼなく、顧客側で案件化されたシステムの開発を作業者として実施するのが中心であり、新しいチャレンジをすることが難しい環境でした。
また、全社を見渡しても開発難易度が高くはない案件が多く、私自身もメンバーも全体的にスキルアップしているとは感じ取れず、もやもやとしたものを感じていました。
そうした違和感から、新しいことにチャレンジできる環境、刺激をもらえる優秀な仲間、アウトプットが正しく評価される仕組みを求めて転職を決意しました。
シンプレクスへの決め手は、自社のソリューションを持ち、一気通貫で開発を行い、自ら提案して案件化まで行うという、私が求めていることを実現しやすいビジネスを行っていることでした。
入社後にギャップを感じたことや、入社して良かったと思うことはありますか。
私が入社した当時はまだ社員数も200名程度で、いわゆるベンチャーっぽさが強くありました。社内の仕組みや制度等が定まっていない部分もあって前職とのギャップに少し驚きましたね。
実務面では、一つひとつの作業からビジネスの全体感を意識すること、成果をしっかりと評価しようとする姿勢はシンプルで自分にすごく合っていると感じています。
常に顧客のビジネスや自身の成長等を意識して業務に取り組んでいる作業者の域を超えているメンバーや、強いプライドを持ち特化したスキルを保有している優秀な社員も多いため非常に刺激的な環境です。
未経験の分野へのチャレンジで苦労した点はありますか。
私は前職で金融業界での業務経験はありましたが、シンプレクスが主戦場としている市場系の経験は全くなかったのでほぼ未経験に近い状態で入社をしました。
入社当初はわからないことだらけで非常に苦労しましたが、私のサポートとして有識者をアサインしていただいていたので何を勉強すればいいか分からないといった、途方に暮れる様なことは無かったです。
またその方以外にも「教えたがり」の社員が多かったので、各分野の有識者に無邪気に質問を投げかける等、自ら周囲を巻き込むことで必要な知識を得ることができました。
当時支援をしてくれた方には多くの時間を割いていただいていたので、今でもとても感謝しています。
前職等と比較して、シンプレクスにはどのような人材が多いと感じますか。
単なる作業者ではなく、自分で考えて行動を起こせる人材が多いです。
また、社内には開発や業務のスペシャリストやマネジメントに長けている人材、提案力のある人材等、多様なスキルを保持したメンバーが多くいます。社内に画一的なキャリアパスはありませんので、一人ひとりが思い思いの方向にスキルを磨きキャリアを伸ばしていますね。その結果、プロジェクトとその先の顧客にインパクトをもたらすような人材が育ち、チームを組むことで総合的に強い組織になっている印象があります。
今後のキャリアプラン、目指していきたいことを教えてください。
システム開発におけるマネジメントの経験は積んできましたが、まだまだ未知の領域は多く残っています。今後はさらに広く経験を積んでいくことで、特殊な案件や大規模な案件、組織そのもののマネジメントなど、広く対応力のある人材になりたいと考えています。