中途入社者 対談 Vol.1

クライアントの利益向上にコミットする尖った集団

――中途入社者インタビュー

ビジネスとテクノロジーの双方に強みを持つシンプレクス。チームで最高の成果を出すためには、様々な才能が結集することが不可欠と考え、異なる経験を持つプロフェッショナルたちを迎え入れている。フリーターから個人事業主、そして地銀という異色の経歴を持つエンジニアと、日系大手SIerから外資系コンサルティングファームを経験したプロジェクトマネージャーに、中途入社者の視点からみたシンプレクスの強みや社風、について聞いた。

Hitomi K.

2023年中途入社
クロス・フロンティアディビジョン所属
プロジェクトマネージャー

Masaki S.

2022年中途入社
クロス・フロンティアディビジョン所属
エンジニア

CHAPTER 01 豊富な経験を経て、プロフェッショナルとして入社。

Q:シンプレクスに入るまでの経歴を教えてください。

Hitomi

私は理系の大学を卒業後、新卒で日系大手SIerに入社しました。金融領域のプロジェクトを担当し、その後、外資系のコンサルティングファームへ転職しました。コンサルティングファームでは、IT系の知見を活かしたプロジェクトを中心に経験し、2023年4月にシンプレクスへ入社しました。

Masaki

私は異例の経歴を持っていると自負しています。中学校を卒業後、20代半ばまで家電量販店や居酒屋とかでアルバイトをするフリーターでした。アルバイトをしながらもアプリケーション開発に興味があったので、フリーターを辞めてSES企業に入社したのがIT業界に入るきっかけです。その企業で品質管理やテストを経験したのち、自分で開発をしたいと考えて独立し、個人事業主として15年ほど仕事をしました。その後、当時ご縁のあった地方銀行がシステムの内製化を目的としたチームを立ち上げるという話を受けて、参画しました。シンプレクスに入社したのは2022年です。

CHAPTER 02 無限のキャリアパス。「モチベーションの源泉となるぐらい、楽しい」

Q:現在、どんな案件を担当していますか。

Hitomi

入社後は、主にクライアントである証券会社のシステム子会社に常駐し、シンプレクスのプロダクトである「SimplexPRISM」の機能拡張案件にクライアント側のPMとして伴走してきました。直近では、証券会社向けに特化したシステム構築やデリバリーだけでなく、新規のプロダクト開発や各種マーケットに合わせたソリューション開発にも関わっています。勤務スタイルは、出社とリモートワークが半々ぐらいの割合です。

Masaki

私はブロックチェーン技術を活用したSTO(Security Token Offering)領域のプロジェクトで、システム開発フェーズを担当することが多いです。シンプレクスで使用している言語は、Python、Java、C#、.NET、React、Vueとさまざまです。
複数のプロジェクトを同時に進行することも多く、たとえば生成AIを活用した開発プロセスの改善など、興味のある領域に自ら手を挙げて参加することもあります。手を挙げやすい環境ですし、そこで力を発揮できれば、自分のキャリアを自分で切り開いていける。これがモチベーションの源泉となるぐらい楽しいです。
勤務スタイルは、私も出社とリモートワークが半々ぐらいですね。自分でコードを書くときは、集中したいのでリモートワークにしています。

CHAPTER 03 「やってみたい」、「やってみないか?」という“矢”が毎日のように飛び交う。

Q:「やりたい!」を実現できる環境が、シンプレクスにはあるのでしょうか。

Hitomi

シンプレクスでは、案件ごとにアサインされるのですが、アサインを決める際には経験値だけでなく、志向も考慮されます。私自身はデリバリー業務に強みをもっていますが、デリバリーそのものだけでなく、新規にソリューションを創出する領域にもチャレンジしたいという意向を汲んでもらい、直近のアサインでは新規ソリューションやプロダクト開発の機会を得ました。
自分が「やってみたい」と思っていることと、会社側からの「やってみないか?」という“矢”が毎日のように飛び交っている。そこがシンプレクスのおもしろいところですよね。

Masaki

もちろん自分のミッションを遂行した上ですが、「やりたいこと」を尊重してくれる環境がシンプレクスにはありますね。

Hitomi

世の中のトレンドを踏まえて「こういったチャレンジをしてみたい!」と発信すると、同じ志を持つ人たちが集まり、組成されていきます。
実際に社内ではそこかしこで複数の取り組みが動いています。この自由度やスピード感は、規模の大きな企業では珍しいのではないでしょうか。1社目の時は売上に繋がらないとチャレンジすること自体が止められることがありました。また、2社目のコンサルティングファームでは、契約内容や責任の所在等の観点から基本的に決められたこと以外には手を出しにくい・声を上げにくい風潮がありました。

Masaki

長年、個人事業主としてビジネスをしてきた中でさまざまなビジネスパーソンと出会いましたが、シンプレクスの社員はベースラインが高い。そのうえで個々が専門性を持っているので、こういった部署を跨ぐメンバーが志を共通項に集まった場合でも、プロジェクトが進めやすい印象があります。

CHAPTER 04 理想の環境や仲間を求めて、入社を決断。

Q:そんなキャリアパスを走っている二人。そもそもなぜ、シンプレクスに入社を決めたのでしょうか。

Hitomi

1社目は、自社プロダクトの売上を重視する会社でした。「それって本当にクライアントの課題解決に繋がるのだろうか?」という違和感を持ち始め、もっと課題解決に集中できるコンサルティングファームに転職しました。
2社目では、ITの経験を活かしたプロジェクトで PMOを担当することが多かったです。コンサルティングファームでは、ある種手離れよく“評論家”のような立ち位置になってしまい、自ら手を動かして課題を解決したり、何かを作ったりということがなく、ここでもまた課題解決をしている実感は得にくかったんです。私にはよりプロダクト寄りの仕事が合うのではないかと思い、ビジネスとテクノロジーの双方に優位性があるシンプレクスに入りました。シンプレクスの理解を深める過程では、転職エージェントも活用しました。

Masaki

前職の地方銀行でのシステム内製化では、組織の立ち上げや育成経験はできましたが、私の意見が常に通る環境が続き、独裁的なリーダーシップに陥りがちでした。この状況に違和感を持ち、同じ目線で切磋琢磨できる仲間を求めて転職を決意しました。私も転職エージェントからシンプレクスを紹介されました。
面談で、SD(システムデベロップメント)コンピテンシーという技術者の横串組織の説明を受け、求めていた仲間に出会えるのではないかと感じました。また、DevOps という開発担当者と運用担当者が連携して協力をする開発手法があるのですが、クライアントワークで検証環境から本番環境まで通してDevOpsを行っているところは多くないと思います。ところがそれをシンプレクスでは当たり前のように行っていて、さらにセキュリティも融合させた DevSecOps への取り組みも行っている、ということを聞き、話が盛り上がったのを印象的に覚えています。
シンプレクスには私よりスキルが高い人も多く、そのようなチャレンジングな環境に飛び込みたいと思い、入社を決めました。また、希望通りの給与を提示していただいたことも決め手の一つとなりました。

CHAPTER 05 クライアントの利益を第一に、ビジネスとテクノロジーで突き抜ける。

Q:シンプレクスの組織について、どのように感じていますか。

Hitomi

シンプレクスは、「ビジネスとテクノロジーで突き抜ける」というように、対クライアント業務も、テクノロジー業務も“尖っている人の集団”だと感じます。
そんな“尖っている人の集団”に入れるんだろうかと少し心配したんですが、実際に入ってみると、ただ尖っているだけではなく、お互いの尖ったスキルにリスペクトを持っている。そのバランスが絶妙でいいなと思いました。

Masaki

組織の約7 割が新卒入社者で構成されていますが、中途入社者に対しても快く受け入れるカルチャーがあります。また、シンプレクスで一番すごいと思ったことは、クライアントの利益を上げることや、決められた納期を守ることなど、根底にある共通のカルチャーが浸透している点ですね。
シンプレクスは、社員全員が「クライアントのビジネスの成功を第一に考える」という理念のもとで動いている。そこがすごいと思います。

CHAPTER 06 クライアントの期待を超える、プロフェッショナルの挑戦。

Q:これからのビジョンについて教えてください。

Hitomi

最初にお話ししたシステム子会社の常駐案件のプロジェクトでは、クライアントの体制に脆弱性を感じ、改善策を提案したところ、「Hitomiさんがシンプレクスから来てくれて、本当に良かった!」とクライアントから言ってもらい、自分だけでなくシンプレクスのレピュテーションも上げることができました。このように自分が介在することでシンプレクスが提供できる価値を最大化していきたいと考えています。現在関わっている新規ソリューション開発では、新たな技術に挑んでおり、今後の発展が楽しみです。
シンプレクスがもつ“技術の芽”をどんどん捕まえて、自分でチームをつくり、新たなプロダクトやソリューションを創出した先で、新しいビジネスを立ち上げていきたいです。今は、そのスタートラインに立っていると感じています。

Masaki

私はたとえば、「新しい商品を販売したい」、「既存商品を新しい販売方法、新しい売買スタイルでローンチしたい」といったクライアントのニーズに応えられるようなシステム開発を手がけていきたいです。
われわれシンプレクスはシステムをつくることが目的ではなく、クライアントの利益向上や業務の加速を求められています。
こうしたニーズに一つ一つ応え、クライアントのテクノロジーパートナーとして伴走し続けていきたいです。

――ありがとうございました。

特集

Page Top